田辺省三です。
12月3日(日)
早番でしたので昼食の準備がありました。
メニュは八宝菜をご飯にのせて中華飯です。
(少し作りすぎてしまいました。私達の分です)
食事を作っていつも気になるのは、利用者様が食べてくれるかどうかですね。
私は特にある利用者様の反応が気になります。
美味しいと思った時は「デリシャス!」。
自分の好みではないときは「ノーライク」と残され、自分の意見などを言って下さるからです。
そんな時は『今度こそは!』
と、思うのでした。
でも、今日は昼食の席にその方はいません。
夕食の席にも、明日の朝食にも。
もう、
その方が現れてくれるのは、その方の家族や、周りの人達、心からの笑顔が見たくて携わって来た私達の心の中になってしまいました。
その方は、自分の意見をはっきり言いましたが周りの人達に親切でした。
他の利用者様の為にティッシュを用意してくれたり、道を譲ってくれたり、自分のものを与えようとしたり…。また、家事的なお手伝いをたくさんしてくれました。
その方の得意なことわざで言うと、
「情けは人のためならず」の人です。
『人に情けをかけることは、巡りめぐって自分にかえってくるので人には情けをかけましょう』
と言う意味です。
まさに援助の大切さを伝えていることわざです。
誰かが困っているところを見たら援助の手を差しのべましょう。
その方の生き方から、そんな事を教わりました。
ありがとうございます。
心から。